2019年07月
Royole FlexPai どうやら交換へ
LG V50 ThinQ のデュアルスクリーンで出来ること
さて、ひとしきりLG V50を触ってみて様々なことがわかってきましたのでまとめてみたいと思います。
<出来ること>
・別々のアプリを起動して利用する
デュアルスクリーンケースを利用し、それぞれ別のアプリを起動して利用することが出来ます。これに関しては、両方のアプリケーションをアクティブにして利用できる機能も設定で用意されており、他の2画面端末と違って両方とも動く状態のまま利用できます。ただ、非対応アプリ(Netflixなど)は停止してしまいます。
ポケモンGOとハリーポッター魔法同盟、TwitterとYouTubeなどのアプリが同時に動く状態での利用は可能です。
・キーボードを片方の画面に表示してキーボード付き端末のように使う(ただし、LGキーボードアプリのみ対応)
Twitterやエディタアプリなどを起動し、横向きにした状態で横向きにし、下にくる画面上でキーボードを開いてまるでキーボード付き端末のように利用することが出来ます。これに対応しているのは、あらかじめインストールされているLGキーボードアプリのみとなります。日本語対応していますのでそれなりに利用できます。
両手で持って親指入力をするイメージで使います。というのも、二画面を開いた状態で画面に角度をつけて本体を置くことができないので、置いた状態では使えないのです。ここはちょっと残念です。
・カメラで撮影した画像を瞬時に表示して確認や編集が出来る
カメラを起動し、撮影した画像をすぐにプレビューすることができます。連写していけばそのたびにもうひとつの画面上に撮影した画像が表示でき、すぐに編集したりシェアすることができます。
・ゲームコントローラーを表示して利用出来る
ゲームコントローラーを片方の画面に表示できる機能が用意されています。「ゲームランチャー」アプリを起動し、そこからコントローラーを起動します。コントローラーはいくつか用意されていて、なかには車ゲーム用に適したものまであります。なお、ゲームで利用できるだけでなく、あまり使うことはないかもしれませんが、他のアプリからでも画面の移動など利用することは可能です。
こんなふうに表示されるコントローラーから好みのものを選択します。
ゲームばかりでなく、Twitterを読むときに上下移動や選択などに利用することも可能です。
・横向きに開いて置き使うことができる
デュアルケースをつけた状態で横向きにして少し開いた状態でおけば、机の上に置いて快適に利用できます。この際、デュアル画面も利用はできますが、回転の向きが逆になってしまうので同時利用は少々厳しいようです。なにか制御できないかもう少しこちらはテストしてみます。
・デュアルスクリーン上のアプリどうしてコピーアンドペーストが出来る
たとえばエディタアプリで文章を作成し、片方のアプリに内容をコピーして貼り付ける、などの動作を行うことができます。
これはわりと実用度が高いのではないでしょうか。
<出来ないこと>
・開いた状態を大きなひとつの画面として利用することができない
開いた状態をつながったひとつの大きな画面として利用することができません。なので、雑誌やコミックなどを見開きで利用するといった使い方が出来ません。また、簡易的にタブレットのように使うなども不可能となっています。
出来ないことではありませんがデメリットとしては、ケースを常につけておくとやや重たいといったところがあります。とはいえ、現状別売りのケースによって二画面に対応しているスマートフォンの前身である、ROGphoneよりはかなりましかな、というところでしょうか。あちらは縦に持って使うことをあまり想定していないので、スマートフォンアプリが使いにくい部分も否めないからです。
とはいえ2画面をここまでパワフルに活用でき、重さもそこまでではなく、まだ国内では開始されていないとはいえ5Gにも対応しているという、ものすごいスマートフォンに仕上がっているなと思います。正直、ちょっと前までのLGのスマートフォンは、多少なりともSamsungのものと比べるとがっかり感の強い機種が多かったので、ここまで完成度が高いとは思ってもいませんでした。これなら過去にもLG端末を発売しているauあたりからハイエンドモデルとして発売されても良いのではないかとすら思えてしまいます。
ただ、デュアルスクリーンケースはあくまでもオプションとなっており(海外の1部キャリアではおまけでついてる場合もある)、そのあたりがもったいないようにも感じられます。やはりこのデュアルスクリーンがないと意味がないともいえるように思うからです。
次回はカメラの性能などもテストしていきたいと思います。
オプションで屏風化! LG V50 ThinQ 到着!開封レビュー
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