胃袋

40代になったガジェット大好きな私が家庭と仕事をしながらあれこれ消化していきますよ。

    カテゴリ: スマートフォン

    中国に向けて発送したRoyole FlexPai。
    販売店側とRoyole側がそれぞれぐだぐだ言い始め、どうなることかと思っていましたが、どうやら交換になる模様です。

    Royole側からすれば、この程度ならパネルの表面だけ変えればいいの?とのことだったようですが、どう考えてもヒンジのパーツもおかしいし、焼き付きもひどいし。
    そのあたりを元の持ち主さんが様々突っ込んでくださり、交換になった模様です。

    あとはRoyoleから直なのか、また販売店を通すのかわかりませんが、修理費用などの請求がどうなるのか、いつ発送になるのかといった感じです。

    早く戻ってきますように。

    さて、ひとしきりLG V50を触ってみて様々なことがわかってきましたのでまとめてみたいと思います。


    <出来ること>

    ・別々のアプリを起動して利用する

    デュアルスクリーンケースを利用し、それぞれ別のアプリを起動して利用することが出来ます。これに関しては、両方のアプリケーションをアクティブにして利用できる機能も設定で用意されており、他の2画面端末と違って両方とも動く状態のまま利用できます。ただ、非対応アプリ(Netflixなど)は停止してしまいます。

    ポケモンGOとハリーポッター魔法同盟、TwitterとYouTubeなどのアプリが同時に動く状態での利用は可能です。

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    このようにゲームを同時にプレイしたり…

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    動画を再生しながら漫画を読んだりすることができます。


    ・キーボードを片方の画面に表示してキーボード付き端末のように使う(ただし、LGキーボードアプリのみ対応)

    Twitterやエディタアプリなどを起動し、横向きにした状態で横向きにし、下にくる画面上でキーボードを開いてまるでキーボード付き端末のように利用することが出来ます。これに対応しているのは、あらかじめインストールされているLGキーボードアプリのみとなります。日本語対応していますのでそれなりに利用できます。

    両手で持って親指入力をするイメージで使います。というのも、二画面を開いた状態で画面に角度をつけて本体を置くことができないので、置いた状態では使えないのです。ここはちょっと残念です。

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    ・カメラで撮影した画像を瞬時に表示して確認や編集が出来る

    カメラを起動し、撮影した画像をすぐにプレビューすることができます。連写していけばそのたびにもうひとつの画面上に撮影した画像が表示でき、すぐに編集したりシェアすることができます。

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    ・ゲームコントローラーを表示して利用出来る

    ゲームコントローラーを片方の画面に表示できる機能が用意されています。「ゲームランチャー」アプリを起動し、そこからコントローラーを起動します。コントローラーはいくつか用意されていて、なかには車ゲーム用に適したものまであります。なお、ゲームで利用できるだけでなく、あまり使うことはないかもしれませんが、他のアプリからでも画面の移動など利用することは可能です。

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    こんなふうに表示されるコントローラーから好みのものを選択します。

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    ゲームばかりでなく、Twitterを読むときに上下移動や選択などに利用することも可能です。


    ・横向きに開いて置き使うことができる

    デュアルケースをつけた状態で横向きにして少し開いた状態でおけば、机の上に置いて快適に利用できます。この際、デュアル画面も利用はできますが、回転の向きが逆になってしまうので同時利用は少々厳しいようです。なにか制御できないかもう少しこちらはテストしてみます。

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    ・デュアルスクリーン上のアプリどうしてコピーアンドペーストが出来る

    たとえばエディタアプリで文章を作成し、片方のアプリに内容をコピーして貼り付ける、などの動作を行うことができます。

    これはわりと実用度が高いのではないでしょうか。

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    <出来ないこと>

    ・開いた状態を大きなひとつの画面として利用することができない

    開いた状態をつながったひとつの大きな画面として利用することができません。なので、雑誌やコミックなどを見開きで利用するといった使い方が出来ません。また、簡易的にタブレットのように使うなども不可能となっています。


    出来ないことではありませんがデメリットとしては、ケースを常につけておくとやや重たいといったところがあります。とはいえ、現状別売りのケースによって二画面に対応しているスマートフォンの前身である、ROGphoneよりはかなりましかな、というところでしょうか。あちらは縦に持って使うことをあまり想定していないので、スマートフォンアプリが使いにくい部分も否めないからです。


    とはいえ2画面をここまでパワフルに活用でき、重さもそこまでではなく、まだ国内では開始されていないとはいえ5Gにも対応しているという、ものすごいスマートフォンに仕上がっているなと思います。正直、ちょっと前までのLGのスマートフォンは、多少なりともSamsungのものと比べるとがっかり感の強い機種が多かったので、ここまで完成度が高いとは思ってもいませんでした。これなら過去にもLG端末を発売しているauあたりからハイエンドモデルとして発売されても良いのではないかとすら思えてしまいます。

    ただ、デュアルスクリーンケースはあくまでもオプションとなっており(海外の1部キャリアではおまけでついてる場合もある)、そのあたりがもったいないようにも感じられます。やはりこのデュアルスクリーンがないと意味がないともいえるように思うからです。


    次回はカメラの性能などもテストしていきたいと思います。

    さて、おりたためるスマートフォンが修理のために旅立ちましたが、その間にLG V50 ThinQ が到着しましたですよ!
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    こちらは韓国LG製のネットワーク5Gに対応したスマートフォンです。
    でもこのスマートフォンはどちらかというと違う部分で注目されています。それは…オプションのケースに装着すると二画面端末として利用できること!
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    本体カラーはブラック、背面の質感などもしっかりしていて、これまでのLGの端末のなかで比較するとなかなか高級な感じがします。
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    別売りのカバーには右側に端子がついた部分があり、ここにV50本体を装着します。左側にパネルが付いています。
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    ケースに装着して閉じるとこんな風に違和感のないちょっと分厚いスマートフォンといったシルエットになります。
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    電源を入れて二画面モードで起動したところです。はじめから二画面かのように違和感がありません。このオプションケース自体がかなりしっかりできているので持っていても安心感があります。
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    まだ開封してざっくりとした設定しかできていませんが二画面モードでこのように使えるだけでなく、さまざまな活用方法がこのLG V50 ThinQ には用意されているようです。そのあたりは次回以降使いながら紹介していきたいと思います。

    世界初の折り畳みスマートフォン Royole FlexPai ですが、さっそく一番使い心地が気になっていた読書環境について、現在愛用しているiPad miniと比較してみたいと思います。
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    まず単純に並べてみるとこんな感じになります。もちろんFlexPaiは開いた状態で。サイズ的にはかなれい近いことがわかります。
    まずFlexPaiのディスプレイは7.8インチAMOLED 1920x1440 308ppiとなっています。
    かたやiPad mini 5のディスプレイは7.9インチ TrueTone 2048x1536 326ppiです。
    ほんのちょびっとだけiPad mini 5のほうが大きいです。
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    雑誌コンテンツを開いたところ。タブレットのサイズに対してのベゼル幅がよくわかるかと思います。
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    横向きにして雑誌を見開きで表示するとこんな感じになります。
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    なおFlexPaiを閉じて片方の画面で雑誌を表示するとこんなサイズになります。このサイズで使うことも可能なのがタブレットとの違いとなります。
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    コミックを開いてみるとこんな感じです。なぜかFlexPaiは輝度が高めなのでiPad miniが暗く感じてしまいます。
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    そしてやはりこうして畳んでスマートフォンサイズにしても読めるというのが利点かなと思います。また、同様に折りたためる屏風型のスマートフォンと違い、中央に段差がなく開いてしまえば本当にタブレットと同じ感覚で使えるのがすばらしいです。

    個人的には使ってみて折り畳みスマートフォンというものは、どちらかというと畳めるタブレット、と思った方が正しいような気がしてきました。どんなに小型のタブレットでも持ち歩こうとすればそれなりのサイズのバッグでなければ入りません。ですが、FlexPaidearであればスマホが入るサイズの小さなバッグやサコッシュにも、そしてポケットにもばっちりおさまります。
    そしてひらけばいつでもタブレット感覚で使えるというこの便利さは、実際に使ってみてはじめて感じることができました。

    さまざまな展示会で話題になっている折り畳み可能なスマートフォンたちは受難のときを迎えています。Samsung Galaxy Fold は発売前の一部試供品の提供により使い方の問題による強度不足が発覚し発売を延期しました。Huawei Mate X は米国の制裁の影響およびやはり再度強度などのテストを行うということで9月までの延期がアナウンスされてしまいました。

    話題をさらってたこれらの機種が一気に出遅れた今、中国国内ではすでに発売され、世界初として話題をさらっていたスマートフォンが注目を集める結果となりました。それが Royole FlexPai というスマートフォン。まだ海外市場にはほとんど出回っていないのですがどうしても欲しかったので入手してしまいました。
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    相変わらず中国国内端末は高級機種のパッケージが豪華仕様になっているのはお約束。
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    おまけのフリップケースがついていますがこれ、画面を保護するためのものという、なかなかちょっと変わったタイプのケースとなっています。
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    USB Type C コネクタのみが搭載されており、イヤフォンジャックがないので、変換コネクタと、TypeC に対応したイヤフォンが付属してきます。しかし、何がVIPなのやら(^_^;)
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    本体カラーはブラック。開いた状態だと、フロントカメラだけが搭載されたタブレットのように見えます。
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    背面は折り曲げ部分がじゃばらのゴムのような材質のカバーで覆われています。このパーツの強度がかなり問題視されており(中国国内の情報、またXDA内の情報より)、剥がれてきたりしてしまうそう。わたしのものは実は中古なのですでにやっぱり浮いてきています(笑)
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    ところでFlexPaiは中国国内でしか現在発売されておらず、ロケールも中国と英語のみとなっています。最近のAndroid端末では珍しいですね。また、中国端末としてGoogleが一切インストールされていません。巨大メーカーの製品ではそれでも大抵は抜け穴があり、あとからインストールすることが可能なのですが、こちらはそれすら現在はできません。ただ、Royoleとしては将来的にアップデートにて対応はさせる予定はあるのだそうです。
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    ひとしきりさまざまな方法でアプリを入れて環境を構築しました。
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    しかしぐにゃっと曲げるのになんとなく勇気がいるというか、なれません(笑)
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    折りたたんだサイズだと分厚いスマートフォンといった感じで、開くとタブレットサイズでつかえます。なので、このようにコミックをみひらきで使うなどに本領を発揮します。

    まだロケールは設定していないのですが、日本語入力やキンドル、楽天マガジンなどのインストール、SNSアプリのインストールと設定などなどは終わりました。
    これから使いつつまた使い心地などレビューをまとめたいとおもいます。

    きちんと日本語に対応したうえでパーツの耐久性をアップしてもらえれば日本市場もそれなりにありだと思うのでがんばってもらいたいです!

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