実際に発売されるまでに時間が経ってしまうと、いつのまにか発売されている製品というのが最近わりとありますが、今回入手した Yotaphone3 もそんな端末のひとつでした。
前モデルである Yotaphone2 は電子ペーパーを背面に搭載した2画面端末として注目を集めました。その次機種ということで発表当初は話題になったものの、その後しばらく話題から消えていきました。
昨年秋頃に発売はされたのですが中国国内のみでの販売、端末も中華版しか無かったのですから仕方ありません。今年になって欧州でも発売が開始になるという情報もありますが、まだあまり出回ってはいないようです。
今回私が入手したものも中華版となっています。
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Yotaphone3 のパッケージは中華端末にありがちなちょっと豪華な箱でしたが、内側にデザインされてるこの顔の濃い人はいったい誰なのかは不明…
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さて、本体のデザインですが Yotaphone2 と比べると普通のスマートフォンのデザインになってしまったな、という印象です。以前のデザインが丸みを持っていたのに対して、シンプルなデザインです。むしろ初代に近いかもしれません。
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こちらは中国国内版で、最近の中華端末にはわりと搭載されるようになった日本語ロケールは非搭載でした。またGoogle系のアプリケーションも一切インストールされていません。
そこで同様の中華端末にPlay Storeなどをインストールする方法を使ってはまずはPlay Storeをインストール、その他のGoogleアプリケーションはストアからインストールできました。ロケールに関してのみは変更するにはroot化しなければならなくなるのでいじらないことにしました。

実際に触ってみると、発売後に中国コミュニティで言われていたこの機種いちばんの問題点がすぐ分かりました。
Yotaphone2 のときには使えた、簡単に背面の電子パネルですべてのアプリケーションを利用できたミラーリング機能が用意されていない、ということです。 
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背面の電子ペーパーで利用できるのは、あらかじめ対応されたYotaAppのみ(ほぼすべて中華アプリ)、Yotaphone2 とは互換性がありません。日本での環境で利用できるのはAmazonのKindleアプリくらいのものでした。

これにより Yotaphone3 の評価はさんざんなものとなっていますが、実はミラーリングして利用する方法があります。エンジニアリングモードに設定から本体を切り替えたうえで、電話アプリを立ち上げ、*#*#9738#*#*にダイヤルすると、ミラーリングテスト画面を起動できます。ミラーリングスタートをタップすると、電子パネル側ですべての機能を利用できます。
ただし、スリープすると元に戻ってしまいますので、そのときには再度起動しなおす必要があります。 
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もちろんミラーリングですから、Twitterも使えますし…
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YouTubeも観ることができます。
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とりあえずさくっと使ってみた感じとしてはOSとしてはやはりバージョンもあがり、コネクタもUSB Type Cになったことで便利になったと思います。ただ、イヤフォンジャックが廃止されたり、先に書いたように電子パネル側の機能に利用できるとはいえ通常では制約があることなど、残念さは否めません。
欧州モデルで今後このあたりが改善されてくれるとうれしいのですが、今後のバージョンアップによる解放に期待したいところです。