胃袋

40代になったガジェット大好きな私が家庭と仕事をしながらあれこれ消化していきますよ。

    世界初の折り畳みスマートフォン Royole FlexPai ですが、さっそく一番使い心地が気になっていた読書環境について、現在愛用しているiPad miniと比較してみたいと思います。
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    まず単純に並べてみるとこんな感じになります。もちろんFlexPaiは開いた状態で。サイズ的にはかなれい近いことがわかります。
    まずFlexPaiのディスプレイは7.8インチAMOLED 1920x1440 308ppiとなっています。
    かたやiPad mini 5のディスプレイは7.9インチ TrueTone 2048x1536 326ppiです。
    ほんのちょびっとだけiPad mini 5のほうが大きいです。
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    雑誌コンテンツを開いたところ。タブレットのサイズに対してのベゼル幅がよくわかるかと思います。
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    横向きにして雑誌を見開きで表示するとこんな感じになります。
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    なおFlexPaiを閉じて片方の画面で雑誌を表示するとこんなサイズになります。このサイズで使うことも可能なのがタブレットとの違いとなります。
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    コミックを開いてみるとこんな感じです。なぜかFlexPaiは輝度が高めなのでiPad miniが暗く感じてしまいます。
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    そしてやはりこうして畳んでスマートフォンサイズにしても読めるというのが利点かなと思います。また、同様に折りたためる屏風型のスマートフォンと違い、中央に段差がなく開いてしまえば本当にタブレットと同じ感覚で使えるのがすばらしいです。

    個人的には使ってみて折り畳みスマートフォンというものは、どちらかというと畳めるタブレット、と思った方が正しいような気がしてきました。どんなに小型のタブレットでも持ち歩こうとすればそれなりのサイズのバッグでなければ入りません。ですが、FlexPaidearであればスマホが入るサイズの小さなバッグやサコッシュにも、そしてポケットにもばっちりおさまります。
    そしてひらけばいつでもタブレット感覚で使えるというこの便利さは、実際に使ってみてはじめて感じることができました。

    さまざまな展示会で話題になっている折り畳み可能なスマートフォンたちは受難のときを迎えています。Samsung Galaxy Fold は発売前の一部試供品の提供により使い方の問題による強度不足が発覚し発売を延期しました。Huawei Mate X は米国の制裁の影響およびやはり再度強度などのテストを行うということで9月までの延期がアナウンスされてしまいました。

    話題をさらってたこれらの機種が一気に出遅れた今、中国国内ではすでに発売され、世界初として話題をさらっていたスマートフォンが注目を集める結果となりました。それが Royole FlexPai というスマートフォン。まだ海外市場にはほとんど出回っていないのですがどうしても欲しかったので入手してしまいました。
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    相変わらず中国国内端末は高級機種のパッケージが豪華仕様になっているのはお約束。
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    おまけのフリップケースがついていますがこれ、画面を保護するためのものという、なかなかちょっと変わったタイプのケースとなっています。
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    USB Type C コネクタのみが搭載されており、イヤフォンジャックがないので、変換コネクタと、TypeC に対応したイヤフォンが付属してきます。しかし、何がVIPなのやら(^_^;)
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    本体カラーはブラック。開いた状態だと、フロントカメラだけが搭載されたタブレットのように見えます。
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    背面は折り曲げ部分がじゃばらのゴムのような材質のカバーで覆われています。このパーツの強度がかなり問題視されており(中国国内の情報、またXDA内の情報より)、剥がれてきたりしてしまうそう。わたしのものは実は中古なのですでにやっぱり浮いてきています(笑)
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    ところでFlexPaiは中国国内でしか現在発売されておらず、ロケールも中国と英語のみとなっています。最近のAndroid端末では珍しいですね。また、中国端末としてGoogleが一切インストールされていません。巨大メーカーの製品ではそれでも大抵は抜け穴があり、あとからインストールすることが可能なのですが、こちらはそれすら現在はできません。ただ、Royoleとしては将来的にアップデートにて対応はさせる予定はあるのだそうです。
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    ひとしきりさまざまな方法でアプリを入れて環境を構築しました。
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    しかしぐにゃっと曲げるのになんとなく勇気がいるというか、なれません(笑)
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    折りたたんだサイズだと分厚いスマートフォンといった感じで、開くとタブレットサイズでつかえます。なので、このようにコミックをみひらきで使うなどに本領を発揮します。

    まだロケールは設定していないのですが、日本語入力やキンドル、楽天マガジンなどのインストール、SNSアプリのインストールと設定などなどは終わりました。
    これから使いつつまた使い心地などレビューをまとめたいとおもいます。

    きちんと日本語に対応したうえでパーツの耐久性をアップしてもらえれば日本市場もそれなりにありだと思うのでがんばってもらいたいです!

    さて、ざっくりとこの春から梅雨の時期までに入手して手放したものたちについてひとことコメントしていきたいと思います。
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    まずはこちら、PALMPhone。海外ではすでに発売されていたものが突然日本の代理店経由で出ることになったのでつい買ってしまいました。デザインはとてもかわいく、そして小さい。
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    ただ正直スマートフォンとしての性能は小型のなかでは良い、というレベルに収まってしまっているのが残念でした。たとえばこれでカメラがとても良いとかなにかあればすごく魅力的な端末だったろうにと思うのですが。とはいえこの手のちいさいスマートフォンのなかではようやく実用的と思われる使い心地でした。

    続いて入手したのはNubia αという腕時計型のスマートフォンでした。
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    腕にフィットさせるためにパネルがきちんと湾曲しているのです。そしてなかなかに美しい。
    これで通話などもできるということなのですが、残念ながらSIMスロットがない内蔵タイプでして使用を断念。中国国内でないと使いにくい端末でした。

    続いて買ったのがSONYのRX0Ⅱ。こちらは初代より画質の向上があるということで買ってみました。
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    小さくて軽くてかわいいんですけれど、やっぱり画角として扱いにくく…

    そしてやってきたのがHuawe P30 Proでした。いまとなってはなにかと話題になってしまったHuaweiですがスマートフォンのカメラの画質に関しては他メーカーたちよりかなり進んでおり、正直今となってはほぼトップにあると言ってもいいメーカーです。
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    ただ、今回のモデルはズーム性能がいちばんのウリとなってはいますが、そこまでのズームは手持ちでは使いにくいこと。また、そちらに重きをおいたためか画質という部分においては前モデルであるP20 Proでもいいのではないかと思われる雰囲気も散見されました。Mateシリーズのほうを期待したいところではありますが、米国の制裁の影響が今後のラインナップにどのように影響してしまうのか様子見といったところです。

    そしてリコーのTHETA Zに手を出してみました。サンプルの写真の画質に惹かれて手を出したのですが、こちらはやはり使うシーンが限られます。
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    全天球で撮影したいと思えるシーンにどれくらい出会えるかにかかっているように思います。ただ、他のTHETAシリーズとは画質は段違いなので利用頻度次第かなとはおもいます。

    海外版のXperia1にも手を出しました。
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    ミドルモデルであるXperia 10 Plusがそれなりに楽しく使えたこともあり、ハイエンドであるこちらはどんな感じかな?と入手。
    動画を楽しむにはとても良いし、縦長の画面で情報量をたくさん閲覧できるのは便利。
    苦手部分としては、カメラの動画性能はとてもよいのは理解できるものの、静止画の色合いがなぜか白っぽく、ごはんなどを美味しく撮りにくいことがありました。バッグのポケットに入れたりするとあたまが飛び出してしまうこともちょっとネックではありました。
    海外版だったこともあり、国内販売がわりとそうそうに出たので手放し国内版を買おうかと思ってやめて今に至ります。

    こちらは飲んだ勢いで買ってしまったドンキホーテの19800円PC。
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    ニュースリリースは読んでいたのでどんなものか多分気になっていたのです。正直昔のモデルと比較するとしっかり最低限つかえるようになっていました。用途を限定すればサブマシンとしては悪くないのではないでしょうか。心配なのはWindowsアップデートがきちんと行えるのか、のように思います。

    そして小型PCとしてOneMis 2sのさくらピンクを量販店のキャンペーン適応で入手。
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    小型端末はやはり何かほしくて手にしたものの、やはりWindowsだよなぁ…というジレンマに襲われて手放す結果となりました。
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    本当に色とサイズとデザインはかわいいのでChromebookとかで出してくれないかなぁ。

    最後にASUS Zenfone6です。日本ではまもなく発表会が行われる、久々にASUSが本気を出して普及を狙ってきたモデルです。
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    カメラを自由に動かし、フロントカメラにも使えます。また、角度をつけた状態での撮影ができるのでとても便利。画質に関しても一昔前のASUSのそれとはまったく異なり、とても良くなりました。正直手放さずとも良かったスマートフォンですが、ちょっと資金調達のためにドナドナしました。
    国内で発売されたらこれは注目を集めることは間違いないでしょう。Huaweiがいま日本国内では苦境のため、こちらに流れてくる方も増えるかと思います。

    さて、春先から入手して手放したものたちを一気に紹介してきました。
    こうしてふりかえるとあまり長く使いたいと用途が合致するものにあまり出会えていなかったようにもおもいます。まあ正直ほんとうに欲しいと思えるものになかなか手が出せなかったフラストレーションをぶつけていた結果のようにもおもいますね。
    まもなくあるものを入手しますが、それでようやく落ち着けそうなきがしますw


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